ランジェリーパブ(ランパブ)の概要
ランパブとは?
「ランパブ」とは「ランジェリーパブ」の略称で、ランジェリー姿(下着姿)の女性が接客する飲食店です。
お酒を飲みながら、露出度の高い衣装の女性スタッフと会話を楽しめる点が最大の特徴です。
ランパブの主な特徴
- 女の子は下着やセクシー系衣装(ベビードールなど)で接客
- スタイルは基本的にキャバクラと似ており、隣に座って会話・ドリンク提供など
- 客は女の子にドリンクを奢ったり、指名をすることができる
- 明確な性的サービスは行わないが、視覚的な刺激と会話で楽しむ業態
ランパブの風営法との関係
ランパブは、風俗営業法第1号許可が必要です。
なぜなら、以下の2点が該当するからです
- 女性が接待行為(会話・ドリンク提供・隣に座る)を行う
- 店内で肌の露出度が極めて高い服装が用いられている
このため、「キャバクラより一段階刺激が強い店」という位置づけになります。
ランパブと他業態との違い
項目 | キャバクラ | ランパブ | セクキャバ |
---|---|---|---|
衣装 | ドレス・私服 | ランジェリー・水着等 | 私服 or コスプレ |
接待行為 | あり | あり | あり(+接触あり) |
性的接触 | なし | なし | 軽度あり(口づけ等) |
必要な許可 | 風営法第1号 | 風営法第1号 | 風営法第1号(実態次第で性風俗扱い) |
法的に注意すべきポイント
- 過度な露出・行き過ぎた接客を行うと風営法違反(わいせつ図画陳列罪など)や性風俗営業とみなされるリスク
- 衣装ルールを店舗内で統一・制限しておくことが重要
- 未成年の雇用は厳禁(特に露出の高い業態のため警察も厳しく見ている)
- 個室や過剰な照明演出には要注意(違法風俗と誤認される可能性
ランパブのまとめ
- ランパブは、ランジェリー姿の女性と会話できる風営1号店
- 必ず風俗営業許可(第1号)を取得して営業することが必要
- キャバクラとの差別化は「視覚的な刺激」だが、接触はNGが原則
- 地域により警察の基準が厳しい場合があるため、事前相談+内装・衣装方針の明文化が大切