セクキャバの概要
「セクキャバ」は、「セクシーキャバクラ」の略称で、キャバクラに性的サービスの要素を一部取り入れた業態です。
業界では「お触りありキャバクラ」「いちゃキャバ」「おっぱいパブ」とも呼ばれることがあります。
主に、
- キャバクラのように女の子が隣に座る
- 指名・ドリンクで売上が決まる
- 接触あり(キスや胸への接触など)
という特徴があります。
風営法での位置づけ
セクキャバは、風俗営業法第1号(キャバクラ等)に加えて、「接触」を伴う営業としてより厳しく指導対象になる場合があります。
地域によっては警察署の判断で「性風俗特殊営業」に類似する運用とみなされることもあります。
- 営業許可としては「風営法第1号許可」が必須
- しかし、実態が性的接触に近い場合、行政指導や摘発のリスクがある
通常のキャバクラとの違い
項目 | キャバクラ | セクキャバ |
---|---|---|
接触 | なし(腕組み程度) | 胸・キスなどの接触あり |
売上構成 | ドリンク・指名・同伴 | 同上+接触オプションの回転 |
雰囲気 | 落ち着いた応対 | よりカジュアルで性的な要素が強い |
客層 | 落ち着いた常連・接待利用も | 若年層やストレス発散目的が中心 |
セクキャバで注意すべき法的ポイント
- キスや性器への接触があると「性風俗特殊営業(デリヘルなど)」とみなされる恐れ
- 「個室・照明が暗すぎる」なども風営法違反のリスク要因
- 20歳未満を働かせることは禁止
- 「名目はキャバクラだが、実態は性サービス」にならないように注意が必
セクキャバまとめ
- セクキャバは「風営法第1号営業」で許可が必要
- 一般的なキャバクラよりも性的接触の要素が強い
- 地域によって警察の対応が異なるため、事前の確認が非常に重要
- 許可を取得した上で、“どこまでがOKか”の運用ルールを明確にしておくことが店舗経営のポイント